上級Ⅱ目次
・エンジンオイルの役割
オイルは他にもギア、ミッション、パワステなどありますがここではエンジンオイルについて出題されます。
・診断
・点検・交換
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役割
| 問60 エンジンオイルの役割として適切でないものは、次のうちどれか。 (1) 運動部分の摩擦を少なくし、摩擦熱を取り去る。 (2) 歯車類の歯面の衝撃を吸収する。 (3) シリンダーとピストンの隙間の気密を保つ。 (4) 混入した燃料油を分離して排除する。 答え （４）・・出題：R6/3/12 |
| 問60 エンジンオイルの役割について述べた次の文のうち、適切でないものはどれか。 (1) エンジン内部の金属の表面を覆うことにより、水分や空気と直接触れないようにし、錆が発生するのを防ぐ。 (2) エンジン運動部の摩擦を少なくし、摩擦熱を取り去るとともに摩耗金属粉やカーボンなどを洗い流し、内部を清潔に保つ。 (3) 電気部品の接点となる金属の電気抵抗を減らして電気伝導率を高め、安定した電気の供給を助けるとともにエンジンの耐用年数を延ばす。 (4) シリンダーとピストンの隙間の気密を保ち、燃焼により生じた圧力が漏れるのを防ぐとともに歯車類が受ける歯面の衝撃を吸収する。 答え （３） |
診断
| 問60 ガソリンエンジンのエンジンオイルが劣化している状態として適切でないものは、次のうちどれか。 (1) 色相が黒褐色になっている。 (2) 粘度が増大している。 (3) 沈殿物が増加している。 (4) 水分の含有量が減少している。 答え （４） |
| 問60 使用中のエンジンオイルが乳白色になる原因として考えられるものは、次のうちどれか。 (1) 水分が混入している。 (2) オイルパン内のオイル量が多すぎる。 (3) 軸受の金属粉が混入している。 (4) エンジンオイルの温度が高すぎる。 答え （１） |
| 問60 異物が混入したエンジンオイルの状態として適切なものは、次のうちどれか。 (1) 燃料が混入すると粘度が上がる。 (2) 金属粉が混入するとキラキラ光って見える。 (3) 未燃焼ガスが混入すると透明になる。 (4) 水分が混入すると透明になる。 答え （２） |
点検・交換
| 問60 エンジンの運転中には、オイルパン内のオイル量を計測しないほうがよいとされる理由として最も適切なものは、次のうちどれか。 (1) オイルレベルゲージがカムシャフトに当たるため。 (2) エンジンオイルの量を正確に測れないため。 (3) オイルに空気が混入して乳化するため。 (4) オイルパン内のオイルの圧力が低下するため。 答え （２） |
| 問60 エンジンオイルの交換要領について述べた次の文のうち、適切でないものはどれか。 (1) 交換前にはエンジンの暖機運転を行い、エンジンオイルの流動性をよくしてから排出する。 (2) 汚れたエンジンオイルが残らないよう、確実に排出してから新しいオイルを補給する。 (3) 大気中の水分の混入を防ぐために、エンジンオイルを加熱しながら補給する。 (4) 交換後しばらくエンジンを運転し、停止後、時間を置いて油面が落ち着いてから油量を計測する。 答え （３） |
| 問60 エンジンオイルの補給や交換の方法について述べた次の文のうち、適切でないものはどれか。 (1) オイルレベルゲージの目盛りの上限を超えないように注意しながら、適量を補給する。 (2) 劣化して粘度の上がったエンジンオイルには、粘度の低い別のエンジンオイルを補給する。 (3) 補給後、エンジンを一旦運転した後停止し、しばらくしてからエンジンオイル量を再計測する。 (4) エンジンオイルを交換するときは、なるべくオイルフィルターも同時に交換する。 答え （２） |
その他
| 問60 エンジンオイルの油圧について述べた次の文のうち、適切でないものはどれか。 (1) エンジンオイルの量が不足すると下がる。 (2) オイルフィルターが汚れると上がる。 (3) エンジンオイルに燃料油が混入すると下がる。 (4) エンジンオイルの温度が低いと上がる。 答え （２） |
| 問60 エンジンオイルの品質を維持するための方法として適切でないものは、次のうちどれか。 (1) エンジンオイルの温度を高く保つ。 (2) メーカー推奨のオイル交換周期を守る。 (3) 定期的にオイルフィルターを交換する。 (4) 燃料油、水分、ゴミの混入を避ける。 答え （１） |
| 問60 エンジンオイルについて述べた次の文のうち、適切でないものはどれか。 (1) オイル面が、オイルレベルゲージの目盛の上限と下限の間にあれば適量である。 (2) エンジンオイルの中に水が混入すると、油圧が下がり、乳化してくる。 (3) エンジンオイルの中に燃料油が混入すると、油圧が下がり、臭いが強くなる。 (4) エンジンオイルの交換は、エンジンオイルが完全に冷えている状態で実施する。 答え （４） |
