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一部、問15(横切り)の続きです。
衝突を避ける動作は
はっきり・・試験では「ためらわずに」。
早めに・・試験では「十分に余裕のある時期に」。
大幅に・・小刻み、少しずつ、はダメです。
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問16 避航船の航法について述べた次の文のうち、正しいものはどれか。 (1) 衝突するおそれがあると判断したときの針路と力を保って行する。 (2) できる限り、十分余裕のある時期に、ためらわずに動作をとる。 (3) 直ちに急速に短音5回以上の信号を行う。 (4) 他の船舶の信号を確認するまで、長音1回の汽笛信号を行う。 答え (2) |
問16 保持船の航法について述べた次の文のうち、誤っているものはどれか。 (1) 避航船が衝突を避けるために十分な動作をとっていることについて疑いがあるときは、直ちに警告信号を行わなければならない。 (2) 避航船と間近に近づいたため、船の動作だけでは衝突を避けることができないと判断した場合は、衝突を避けるための最善の協力動作をとらなければならない。 (3) 避航船が適切な動作をとっていないことが明らかになった場合は、直ちに針路を左に転じなければならない。 (4) 差し迫った危険のある特殊な状況にあると判断した場合は、この法律の規定によらずに危険を避けるための動作をとることができる。 答え (3)・・保持船は左転禁止 |
問16 保持船の航法において、避航船が適切な避航動作をとっていないことが明らかになったため、保持船が衝突を避けるための動作をとろうとするとき、やむを得ない場合を除き、針路を左に転じてはならない場合に該当するものは、次のうちどれか。 答え (3)・・保持船は左転禁止とあるのは動力船同士の「横切り船」 |
問16 衝突を避けるための動作をとる際の注意事項として正しいものは、次のうちどれか。 (1) 避航動作は、十分に近づいてから行う。 (2) 速力の変更は、少しずつ行う。 (3) 針路の変更は、小角度で小刻みに行う。 (4) 他船との距離は、 十分に離す。 答え (4)・・「はっきり、早めに、大幅に」 |
問16 衝突を避けるための動作について述べた次の文のうち、誤っているものはどれか。 (1) 時間的に十分な余裕のあるときは、さらに近づいて他船の動きを確かめる。 (2) 針路又は速力の変更は、他船にはっきりとわかるよう、大幅に行う。 (3) 他船との間に安全な距離を保って通過することができるように動作をとる。 (4) 避航動作の結果を、他船が十分に遠ざかるまで注意深く確かめる。 答え (1)・・「はっきり、早めに、大幅に」 |
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