問３２　航海計器　②

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内容が深すぎるので苦痛であれば問題を丸暗記でもいいでしょう。
＜偏差＞
磁気コンパスは磁力を利用した計器なので（磁力と関係のない）真北は指しません。磁北を指します。真北から磁北のこのズレを「偏差」（偏角や磁気偏角とも）呼ばれます。日本付近は西偏差（W）で真北から磁北が西に４度～１１度ズレています。その程度と思うかもしれませんが世界の偏角をみれば「その程度」で済まない地域があります。さらに南北極付近では磁気コンパスは使えません。そして磁北は経年変化を起こします。

＜自差＞

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＜偏差＞

問32 右図は、海図に記されたコンパス図の一部を示したものである。 図中 (ア) の表すものは、次のうちどれか。 (1) コンパスの誤差 (2) 海図の誤差 (3) 偏差 (4) 自差 答え （３）
問32 右図に示すコンパス図の説明として、誤っているものは、次のうちどれか。 (1) 真方位を表す。 (2) 磁北を表す。 (3) 自差を表す。 (4) 年差を表す。 答え （３）・・「偏差」

問32 磁北の真北からのずれを磁気子午線と真子午線とのなす角度及びずれた方向で表したものは、次のうちどれか。 (1) 視差　(2) 自差　(3) 偏差　(4) 器 差 答え （３）

問32 日本沿岸における偏差の符号は、次のうちどれか。 (1) 東 (E)　(2) 西 (W)　(3) 南 (S)　(4) 北 (N) 答え （２）

問32 偏差について述べた次の分のうち、正しいものはどれか。 (1) 磁針方位に偏差を加減すると真方位が得られる。 (2) 同じ場所であれば、年月が経過しても偏差は変化しない。 (3) 磁北が真北の東側にあれば、 偏差は偏西である。 (4) 偏差は磁気コンパスを長く使用していると大きくなる。 答え （１）・・「偏差」

問32 偏差について述べた次の文のうち、誤っているものはどれか。 (1) 磁針方位に偏差を加減すると真方位が得られる。 (2) 同じ場所でも、年月の経過とともに偏差は変化する。 (3) 磁北が真北の東側にあれば、 偏差は偏東である。 (4) 偏差は磁気コンパスの使用時間に比例して大きくなる。 答え （４）

問32 真北と磁北の関係が右図のようなときの説明として正しいものは、次のうちどれか。 (1) 偏差が偏東である。 (2) 偏差が偏西である。 (3) 自差が偏東である。 (4) 自差が偏西である。 答え （２）
問32 真北と磁北の関係が右図のようなときの説明として正しいものは、次のうちどれか。 (1) 偏差が偏東である。 (2) 偏差が偏西である。 (3) 自差が偏東である。 (4) 自差が偏西である。 答え （１）

＜自差＞

問32 磁北と磁気コンパスの北 (羅北) の関係が右図のようなときの説明として正しいものは、次のうちどれか。 (1) 偏差が偏東である。 (2) 偏差が偏西である。 (3) 自差が偏東である。 (4) 自差が偏西である。 答え （４）

問32 磁気コンパスは、船内の鉄器類の影響を受けると、磁北を指さないで東か西にいくらか偏る。この偏りを何というか。次のうちから選べ。 (1) 視差　(2) 自差　(3) 偏差　(4) 器 差 答え （２）

問32 次のうち、磁気コンパスの近くに置いても、一般的には自差に影響を与えないものはどれか。 (1) プライヤー (2) 無線機 (3) ラジオ (4) 救命浮環 答え （４）・・唯一、金属ではない

問32 コンパス誤差について述べた次の文のうち、誤っているものはどれか。 (1) 偏差と自差を合わせたものをコンパス誤差という。 (2) 偏差は、地球上の場所によって変化する。 (3) 自差は、鉄器類の影響を受けない。 (4) コンパス方位にコンパス誤差を加減すると、真方位が求められる。 答え （３）

問32 磁気コンパスの自差の変化について述べた次の文のうち、正しいものはどれか。 (1) 船首方位が変わっても変化しない。 (2) 設置場所を変えても変化しない。 (3) 気圧が変わると変化する。 (4) 鉄器類を近づけると変化する。 答え （４）