目次Ⅰ ←問3 問5→
1.まずは事故の種類とその原因を覚えましょう。
多くは「見張り不十分」
ただし水上オートバイは「操船不適切」(操縦ミス)
「点検不十分」「機関取扱不良」
乗揚げの例「船位不確認」:自船の位置が分かっていなかった。
「水域調査不十分」:暗礁浅瀬等の存在を調べていなかった。
「気象・海象不注意」:天候をなめていた。
「操船不適切」:操縦の仕方を誤った。
・海象とは波浪や潮流など海洋の自然現象。
・「操船不適切」により転覆しやすいのは水上オートバイとヨット
2.統計的な事が若干出ます。
・レジャーボート事故の多くは陸から3
海里以内で発生
・原因の大半が人為的ミス(人間のミス)
・初心者の事故は少なく熟練者が多い。
ここから練習問題
続きを読む
問4 プレジャーボートの衝突事故の主な発生原因は、次のうちどれか。
(1) 水路調査不十分 (2) 機関取扱不良 (3) 船位不確認 (4) 見張り不十分
|
問4 水上オートバイの衝突事故の主な発生原因は、次のうちどれか。
(1) 船位不確認 (2) 操縦不適切 (3) 気象海象不注意 (4) 発航前点検不十分
|
問4 プレジャーボートの機関故障事故の主な発生原因は、次のうちどれか。
(1) 船位不確認 (2) 操船不適切 (3) 機関取扱不良 (4) 気象海象不注意
|
問4 プレジャーボートの乗揚げ事故の主な発生原因は、次のうちどれか。
(1) 操船不適切 (2) 機関取扱不良 (3) 水路調査不十分 (4) 船体点検不十分
|
問4 小型船舶の海難種類とその主な原因について示した次の組合せのうち、誤っているものはどれか。
(1) 乗揚げ ・・航行予定水域の調査が不十分であった。 (2) 機関故障 ・・エンジンや附属機器の点検や整備が不十分であった。 (3) 推進器障害・・人や荷物を必要以上に積み込みすぎた。 (4) 転 覆 ・・気象情報を調べなかったり、 調べても判断に誤りがあった。
|
問4 船舶の海難事故の発生傾向について述べた次の分のうち、適切なものはどれか。
(1) 事故原因は、 人為的要因よりも不可抗力によるもののほうが多い。 (2) 事故水域は、 海岸から3海里以遠よりも3海里以内のほうが多い。 (3) 事故の種類は、 衝突や機関故障よりも転覆や乗揚げのほうが多い。 (4) 船舶種類別の事故件数は、 小型船舶よりも大型船舶のほうが多い。
|
問4 プレジャーボートの海難事故は、どのような要因によるものが最も多いか。 次のうちから選べ。
(1) 見張り不十分や機関の取扱不良 (2) 船体の材質や構造の不良 (3) 気象や海象の急変 (4) 船体の手入れ不十分
答え (1)・・どれも要因としてありますが「最も多い」はこれ。 |
この問題はちょっと難しいかもしれません
問4 プレジャーボートの海難事故の発生原因として適切でないものは、次のうちどれか。
(1) 水路調査不十分 (2) 救命設備不搭載 (3) 気象海象不注意 (4) 発航前点検不十分
答え (2)・・助からなかった原因にはなるが発生した原因ではない。 |
目次Ⅰ ←問3 問5→