問49 荒天時、追い波の状態で航行中に舵が効かなくなり、船尾が横滑りして船が横倒しになってしまうことを何というか。次のうちから選べ。 (1) ヨーイング (2) ブローチング (3) ピッチング (4) ローリング 答え (2) |
どこが1番マシな場所かというと「波の登り斜面」
練習問題
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荒天操縦
問49 荒天航行中に注意しなければならない「ブローチング」の説明として正しいものは、次のうちどれか。 (1) 追い波を受けて航行中に舵が効かなくなり、船尾が横滑りして船が横倒しになること。 (2) 向かい波で航行中、波に持ち上げられた船首が水面にたたきつけられること。 (3) 正面から波を受けたときに船首が左右に振られ、 舵が効かなくなり大きく蛇行すること。 (4) 航行中に横波を受けたときに、船の動揺周期が波の周期と同調し、横倒しになること。 答え (1) |
問49 小型船舶の操縦について述べた次の文の( )の中に当てはまる語句として適切なものは、下のうちどれか。 「航行中に予期せず荒天となったときは風浪を( )方向から受けるようにし、速力は舵の効く程度に調整する。」 (1) 正船首 (2) 正横 (3) 斜め船尾 (4) 斜め船首 答え (4) |
問49 小型船の操縦について述べた次の文の(ア)、(イ)の中に当てはまる語句の組合せとして適切なものは、下のうちどれか。 「航行中に予期せず荒天となったときは風浪を(ア)方向から受けるように操船し、(イ)は舵の効く程度に調整する。」 (1) (ア):斜め船尾 (イ):船尾喫水 (2) (ア):斜め船首 (イ):船尾喫水 (3) (ア):斜め船尾 (イ):速力 (4) (ア):斜め船首 (イ):速力 答え (4) |
問49 荒天時の操縦について述べた次の文の( )の中に当てはまる語句として最も適切なものは、下のうちどれか。 「追い波を受けて航走するときは、船体が波に横たわり転覆する危険のあるブローチングを避けるため、波の( )にとどまるように速力を調整する。」 (1) 頂上 (2) 上り斜面 (3) 下り斜面 (4) 谷間 答え (2) |
問49 荒天時の操縦について述べた次の文の( )の中に当てはまる語句として最も適切なものは、下のうちどれか。 「船体の横揺れ周期と( )が同調すると転覆する危険があるので、同調しないように注意して操縦する。」 (1) 船の速力 (2) 潮汐の周期 (3) 最大瞬間風速 (4) 波浪の周期 答え (4) |
荒天対策準備
問49 航行中に行う荒天準備として適切でないものは、次のうちどれか。 (1) 全員のライフジャケットの着用状況を再確認する。 (2) 移動しやすい重い荷物は、高い場所に固定する。 (3) ハッチや窓などの開口部を閉める。 (4) ビルジポンプの作動状況を確認する。 答え (2)・・重心が高くなるので「高い場所」✖→「低い場所」○ |
問49 航行中に予期せず荒天となった場合の対処として適切でないものは、次のうちどれか。 (1) ハッチを確実に閉める。 (2) 風浪を船首の斜め前方から受けるような針路をとる。 (3) 風浪による衝撃が激しいときは、舵が効く程度に速力を落とす。 (4) 甲板上のスカッパーを確実に閉じる。 |
問49 航行中に荒天となった場合の処置として適切でないものは、次のうちどれか。 (1) 事前に調べていた避難港の中から、当日の風や波の影響の少ない港を選定した。 (2) 船の動揺で破損しないように、救命浮環などの救命設備を船倉に格納した。 (3) 船上に打ち込んだ海水が排出されるように、排水設備の確認をした。 (4) 目的地のマリーナなどと連絡を取り、現状や今後の予定を知らせた。 答え (2)・・「船倉に格納」✖ |
その他
問49 荒天時に河口付近を航行する場合の注意事項について述べた次の文の( )の中に当てはまる語句として最も適切なものは、下のうちどれか。 「川の上流からの流れと、沖からの風浪がぶつかり合う場所では、波高が異常に高くなる( )が発生することがあるので注意が必要である。」 (1) 高潮 (2) うねり (3) 土用波 (4) 三角波 答え (4) |
問49 追い波を受けて航行する場合の操船方法として最も適切なものは、次のうちどれか。 (1) 船首が左右に振れやすくなるので、舵をこまめに取る。 (2) 変針するときは、舵をいっぱいに取る。 (3) 大きな追い波に乗ったら、速力をいっぱいに上げる。 (4) できるだけ大きな船首トリムにする。 答え (1)・・この問題は変です。 |
問49 荒天時における操縦上の注意事項について述べた次の文のうち、適切でないものはどれか。 (1) 波を真正面から受ける場合は、船首の上下動が激しく、衝撃が大きい。 (2) 波を斜め前方から受ける場合は、波の衝撃が小さく、最も操縦しやすい。 (3) 波を真横から受ける場合は、復原力の作用が大きく、最も安全性が高い。 (4) 波を真後ろから受ける場合は、波に乗ってしまうと舵が効かなくなるおそれがある。 答え (3) |
問49 荒天航行中の操縦における注意事項として適切でないものは、次のうちどれか。 (1) 波を正面から受けて航行する場合は、船首が波に突っ込む危険性がある。 (2) 追い波を受けているときは、船首が大きく振れることがある。 (3) 横揺れの周期と波浪の周期がほぼ同調しているときは、安全な状態である。 (4) 波浪による衝撃や揺れを抑えるためには、針路と速力を調節する。 答え (3) |
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