問61①にもどる
現在は全て水冷式で2種類あります。
いずれも冷却は海水ポンプに依存しインペラの点検や交換が必要です。
Vベルトで駆動するのでベルトの点検や交換も必要です。※1
<直接冷却>
吸い込んだ海水のみで冷却する方式。
メリット:構造が簡単で低コスト
デメリット:海水による錆、電蝕等のダメージが大きい
<間接冷却>冷却水を清水※3とし、冷却後に高温になった清水をヒートエクスチェンジャー(※4)内で海水で冷やす方式。
メリット:海水によるダメージが少ない。熱効率が良い。※2
デメリット:構造が複雑で高コスト
※1:Vベルト駆動以外のものあるが試験では「Vベルトで回転」は正解〇と覚えましょう。インペラのページ参照
※2:冷却清水温度を高め(80℃前後)に設定できるため。
※3:実際は真水に防錆・凍結防止のため自動車用LLC(ロングライフクーラント)を混ぜて使用する。これを一般的に「クーラント」と言う。緑色の液体になる。
※4:熱交換器とも言い自動車のラジエーターの役割をする。
問61①にもどる