Ⅱ目次 問14→
海上衝突予防法は世界共通のルールです。
とはいえちゃんとした道がないので大雑把です。
問13~問15はセットで覚えましょう。
<行き会い>
こうなったら
こうしましょう
ただし「動力船(水上オートバイも動力船)」同士というところも重要です。そうじゃない場合は問15でやります。出題の仕方をややこしくしてある問題もあります。
<追い越し>
・「追い越し船」は追い越す。(「避航船」と言います)
・「追い越される船」は針路・速力を保つ。(「保持船」と言います)
※左右どちら側などの決まりはありません。
自船が追い越し船かどうかわからないとき「追い越し」と判断。
※船の種類が違う場合の追い越し 問15参照
であっても追い越し船は「避航船」、追い越される船は「保持船」です。優先順位は適用されません。
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<行き会い>
問13 右図に示すように、航行中の2隻の動力船が真向かいに行き会い、×印の付近で衝突するおそれがあるときの航法として正しいものは、次のうちどれか。(海上衝突予防法)
(1) AはBの進路を避け、Bは針路と速力を保つ。 (2) BはAの進路を避け、Aは針路と速力を保つ。 (3) A、B両船とも針路を右に転じる。 (4) A、B両船とも針路を左に転じる。
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問13 航行中のA動力船が、その正船首方向に右図に示すような態勢で近づいてくる他の動力船を認め、衝突するおそれがあるとき、A船はどのように操船しなければならないか。 次のうちから選べ。(海上衝突予防法)
(1) 大幅に左転して、他船の進路を避ける。 (2) 早めに、 大角度の右転をして、他船の進路を避ける。 (3) 針路を保ったまま、舵が効く程度まで速力を落とす。 (4) そのときの針路と速力を保ち、十分に注意して航行する。
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問13 2隻の船舶の間に衝突のおそれがあるとき、互いに針路を右に転じなければならないのは、次のうちどれか。(海上衝突予防法)
(1) 帆船が動力船を追い越す場合 (2) 帆船と帆船が真向かいに行き会う場合 (3) 動力船が帆船を追い越す場合 (4) 動力船と動力船が真向かいに行き会う場合
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問13 行会い船の航法について述べた次の文の(ア)と (イ)に当てはまる語句の組合せとして正しいものは、下のうちどれか。(海上衝突予防法)
「互いに他船の(ア)舷側を通過するよう、針路を(イ)に転じなければならない。」
(1)ア:左 イ: 左 (2) ア:右 イ:左 (3)ア:左 イ:右 (4) ア: 右 イ:右
答え (3)・・ 上の図を見るとお互いに右側通行するとそれぞれの左舷側を通ります。ややこしい書き方ですね。 |
<追い越し>
問13 右図に示すように、航行中のA船がB船を追い越そうとする場合の航法として正しいものは、次のうちどれか。( 海上衝突予防法)
(1) Aは針路を保って航行しなければならない。 (2) Bは針路、速力を保ち、十分に注意して航行しなければならない。 (3) Aは早めに速力を落として航行しなければならない。 (4) Bはできる限り早めに停船しなければならない。
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問13 航行中の水上オートバイが、その真後ろに右図に示すような態勢で近づいてくる他の動力船を認め、衝突するおそれがあるとき、水上オートバイはどのような航法をとらなければならないか。次のうちから選べ。(海上衝突予防法)
(1) 針路と速力を保ち、 他船の動きに注意して航行する。 (2) 他船に追い越されないように速力を上げる。 (3) 左右どちらかに針路を転じて他船の進路を避ける。 (4) 他船が追越しをしやすいように速力を落とす。
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問13 右図に示すように、航行中のA船がB船を追い越す場合の航 法として正しいものは、次のうちどれか。(海上衝突予防法)
(1) AはBに十分近づいてから追い越す。 (2) AはBの進路を避けて航行する。 (3) Bは速力を保ち、針路を変更する。 (4) Bはできるだけ早めに停船する。
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問13 右図に示すように、航行中のA船がB船を追い越そうとする場合の航法として正しいものは、次のうちどれか。(海上衝突予防法)
(1) AはBの動きを確認するため速力を上げて近づく。 (2) Aはできる限りBに近づいてから追い越す。 (3) BはAの進路を避けて航行する。 (4) Bは針路と速力を保ち、 十分に注意して航行する。
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