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<狭水道>
狭い水道(法第9条)とは例えばこんな場所を通る場合です。
・出来る限り右側通行
写真を見れば端は浅そうですよね?。なので「出来る限り」です。
・長さ20m未満の船は内側(深い所)でなければ航行できない船舶の通行を妨げてはいけない。
・やむを得ない場合以外、錨泊禁止
・湾曲部では汽笛信号(長音1回。聞いた船舶は(長音1回)で返す。)
<視界制限状態>
・視界制限状態とは霧や雪、砂嵐等天候により視界が悪い事。
※暗夜や太陽光の反射などは該当しない。
※「暗夜」とは新月ごろの月が出ない夜。
慎重に航行し「舵か効く最小限まで減速」しますが「機関(エンジンは)止めない」。
すぐに動けるようにしておくためです。
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<狭水道>
問17 狭い水道等を航行する場合は、できる限り、どのように航行しなければならないか。次のうちから選べ。(海上衝突予防法)
(1) 水道等の左側端に寄って航行する。 (2) 水道等の右側端に寄って航行する。 (3) 速力を上げて航行する。 (4) 水道等の中央部を航行する。
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問17 右図に示すように、狭い水道等のわん曲部に接近する船舶が行った次の動作のうち、誤っているものはどれか。(海上衝突予防法)
(1) 水道等の右岸側へ寄って航行した。 (2) エンジンを直ちに操作できるようにした。 (3) 耳をすまし、 見張りを厳重にした。 (4) 短音2回の汽笛信号を繰り返し鳴らした。
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問17 右図に示すように、狭い水道等のわん曲部に接近する船舶が行った次の動作のうち、誤っているものはどれか。(海上衝突予防法)
(1) 長音1回の汽笛信号を鳴らした。 (2) 水道等の左岸側へ寄って航行した。 (3) 速力を落とした。 (4) 耳をすました。
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問17 水上オートバイで狭い水道等を航行するときの航法について述べた次の (A)と(B)の正誤を判断し、下のうちから当てはまるものを選べ。(海上衝突予防法)
(A) 狭い水道等では、その水道等の右側端に寄って航行しなければならない。 (B) 狭い水道等では、漁ろうに従事している船舶の進路を避けなければならない。
(1) (A) だけ正しい (2) (B) だけ正しい (3) ともに正しい (4) ともに誤っている
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問17 狭い水道等における航法について述べた次の文の( )の中に当てはまる適切な語句は、下のうちどれか。(海上衝突予防法)
「( )未満の動力船は、狭い水道等の内側でなければ安全に航行することができない他の動力船の通航を妨げてはならない。」
(1) 長さ20メートル (2) 幅2メートル (3) 喫水2メートル (4) 総トン数20トン
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問17 狭い水道等における航法について述べた次の分の()の中に当てはまる適切な語句は、下のうちどれか。(海上衝突予防法)
「船舶は、狭い水道においては、やむを得ない場合を除き( )をしてはならない。」
(1) 高速航行 (2) 錨泊 (3) 漁ろう (4) 追越し
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<視界制限状態>
問17 他の船舶の動きをよく判断することができない次の状態のうち、「視界制限状態」に該当しないものはどれか。(海上衝突予防法)
(1)降雪 (2)暴風雨 (3)もや (4)太陽光の水面反射
答え (4)・・そんなことを言っていたら四六時中「視界制限状態」です。 |
問17 動力船が濃い霧の中を航する場合に行う措置として誤っているものは、次のうちどれか。(海上衝突予防法)
(1) 見張りを厳重にする。 (2) 短音1回の汽笛信号を繰り返し行う。 (3) 法定灯火を表示する。 (4) エンジンを直ちに操作できるようにする。
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問17 視界制限状態の水域を航行中の動力船がとらなければならない処置は、次のうちどれか。(海上衝突予防法)
(1) 他船の霧中信号が聞こえたら機関を停止する。 (2) 機関を直ちに操作できるようにする。 (3) すぐに海上保安庁に救助を要請する。 (4) 速力を上げ風下に向かって航行する。
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問17 視界制限状態の水域を航行する場合の処置について述べた次の(A)と(B) の正誤を判断し、下のうちから当てはまるものを選べ。(海上衝突予防法)
(A) 視界制限状態になったときは、できるだけそのときの速力を保たなければならない。 (B) 他船の霧中信号を聞いたときは、直ちに針路を左に転じなければならない。
(1) (A) だけ正しい (2) (B) だけ正しい (3) ともに正しい (4) ともに誤っている
答え (4)・・A:舵が効く最小限の速力。B:右側通行が船の原則。 |
問17 視界制限状態の水域で他船の霧中信号を聞いたときの行動について述べた次の(A)と(B)の正誤を判断し、下のうちから当てはまるものを選べ。(海上衝突予防法) (A) 他船の霧中信号が前方から聞こえてきたときは、舵が効く最小限度の速力に落とさなければならない。 (B) 他船の霧中信号が後方から聞こえてきたときは、やむを得ない場合を除いてエンジンを停止しなければならない。
(1) (A) だけ正しい (2) (B) だけ正しい (3) ともに正しい (4) ともに誤っている
答え (1)・・B:エンジン停止は動けなくなります。 |
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