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燃料タンク

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・空気抜き孔(エアベントスクリュ)について
ある程度の大きさのボートは100L~300Lの燃料タンクなので船内に据え付けていますが、50馬力くらいまでの小型船外機では持ち運び出来る燃料タンクを使用する場合があります。

このようなタンクの給油口のキャップには小さいネジ(スクリュー)があり、船外機に繋いで使用する際は緩めて開けておく必要があります。これは通気口であり、緩め忘れる(閉めたまま)とガソリンの減少によりタンク内が真空に近づいてゆき、まだ十分な燃料があるにもかかわらずガス欠によりエンジンが停止してしまいます。ただしタンクをエンジンから外して持ち運ぶ際はこの穴からガソリンが気化したガスが出るので安全のため閉めておきます。


・乗らないときは燃料タンクは満タンの方が良いのか?
結論から言えば満タンの方が良いです。以下の写真を見てください。

このセンサーを外してみると錆びています。これは長期間少ない残量であったためにタンク内空気に長時間触れ続けた挙句、錆びて故障し交換している写真です。自動車と違い乗らない期間が長いボートは満タンかある程度は燃料を入れておきタンク内の空気の量を少なくしておきましょう。
効果
・センサーなどの内部の金属部品の錆を防ぐ。
・温度変化によるタンク内の空気中の水分の結露により底部に水が溜まるのを防ぐ。
注意点
・あまりに長期間(何年も)放置しておくと燃料が変質し(我々は燃料が腐ると言います)交換を余儀なくされ勿体ないことになる。
・万が一の火災の際は被害は甚大である。




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