小型船舶免許の試験機関によるインストラクター研修が合田マリンでありました。四国にいる免許の先生のための研修です。四国各地から来られましたが暴風雪注意報の中よく来ていただきました。海上に出る予定でしたが無理なので座学のみに変更。皆さんプロなので乗らなくても全く問題ないでしょう。密を避けて午前午後の二部制です。
4月から実技試験の内容が変わるのでその説明が主でした。試験の内容は世の中の状況に合わせてちょくちょく変わります。世の中の状況?とは例えばこういう事故が増えてきた、今のユーザーはこういう種類の船になってきている・・とか。大半の小型船舶が船外機になっています。携行型燃料タンクのエア抜き緩めずに漂流する事故が増えてきたのでじゃあ試験内容にそれを加えましょう。などなど。削除されるものもあります。
長い間、船内外機が主だった教習艇試験艇も徐々に船外機になっています。地域による違いは若干あるものの概ね全国一律の基準(法律や施行規則)で行われている国家試験はその辺の移行がどうしても後追いになります。そういった意見交換もしながら出来るだけ有意義な資格制度を模索しています。