航路標識とは時折、海で見かけるこのようなものです。
所有者は国(海上保安庁)設置の方法により呼び名が違います。
問35 次の文は、どの航路標識について述べたものか。下のうちから選べ。「危険な障害物の存在や航路などを示すために、本体を海上に浮かべた構造物で、灯光を発しないもの。」 (1) 灯浮標 (2) 立標 (3) 導標 (4) 浮標 答え (4)・・浮いて光ると「灯浮標」 |
<「水源」とは>
「右」「左」は立場によって逆になります。その混乱を解決するのが「水源」という概念ですが理解しなくても問題は解けます。興味ある方は→水源
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<基本編>「これはなに?」という問題です。
問34 日本の浮標式における左舷灯浮標の灯色は、次のうちどれか。 (1)白色 (2)赤色 (3)緑色 (4)黄色 答え (3)・・みどり⇒ひだり |
問34 日本の浮標式における右舷灯浮標の灯色は、次のうちどれか。 (1)白色 (2)赤色 (3)緑色 (4)黄色 答え (2)・・あか⇒みぎ |
<応用編>難易度が少し上がります。
入港か出港か?によって右左が逆になる点に注意すること。安易に「障害物」に反応して(3)としないこと。右か左か?は赤か緑しかありません。
問34 日本の浮標式によると、下図に示す標識のうち、その標識の位置またはその付近に岩礁、浅瀬、沈船等の障害物が孤立してあることを示すものはどれか。ただし、赤、緑、黒、白は標体の塗色を示す。![]() 答え (3) |
問34 [図1] に示す標識は、〔図2〕のどの地点に設置されているか。(1)~(4) のうちから選べ。ただし、黒、赤は標体の塗色を表す。 答え (4)・・+は暗岩(問37) |
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問34 〔図1〕に示す標識は、〔図2〕のどの地点に設置されているか。(1)~(4)のうちから選べ。ただし、赤、白は標体の塗色を表す。 答え (2) |
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問34 日本の浮標式による標識の名称と、その意味を説明した次の組合せのうち、誤っているものはどれか。(1) 北方位標識・・・標識の北側に岩礁、浅瀬等の障害物がある。 (2) 左舷標識・・・・水源に向かって標識の左側に岩礁、浅瀬等の障害物がある。 (3) 孤立障害標識・・標識の位置またはその付近に、岩礁、浅瀬等の孤立した障害物がある。 (4) 安全水域標識・・標識の周囲に可航水域がある。または標識の位置が航路の中央である。 答え (1)・・この図を思い出して下さい。 |
問34 北方位標識の意味は、次のうちどれか。(1) 標識の位置が水源の北側であることを示している。 (2) 標識の位置が航路の北側であることを示している。 (3) 標識の北側が危険な水域であることを示している。 (4) 標識の北側に可航水域があることを示している。 答え (4)・・この図を思い出して下さい。 可航水域=航行が可能な水域。 |
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