Ⅲ目次 ←問42 問44→
●船外機やドライブのチルトアップ&ダウンとは?
<始動要領>
問43 ガソリンエンジン (船内外機) の始動方法について述べた次の文のうち、正しいものはどれか。 (1) リモコンレバーを前進の位置にして、スタータースイッチを入れる。 (2) リモコンレバーを後進の位置にして、スタータースイッチを入れる。 (3) エンジン始動後も、しばらくの間、スターターモーターを回転させる。 (4) リモコンレバーの中立を確認して、スタータースイッチを入れる。 答え (4) |
問43 船内外機船のエンジン始動前の確認事項として適切でないものは、次のうちどれか。 (1) 冷却水取入口の周辺の状況 (2) リモコンレバーの中立位置 (3) 検水孔からの排水状態 (4) エンジンルームの換気状態 答え (3)・・これは始動後の確認事項 |
問43 船内外機船のエンジン始動時の点検要領について述べた次の文のうち、適切でないものはどれか。 (1) ドライブユニットがチルトアップされ、プロペラが水面上に出ていることを確認する。 (2) エンジンを低回転で運転し、全ての機器が正常に作動することを確認する。 (3) エンジンから燃料、 オイル、冷却水及び排気ガスの漏れがないことを確認する。 (4) ハンドル、シフト及びスロットルがなめらかに作動することを確認する。 答え (1)・・出ていないこと |
<始動後>
問43 エンジンを始動した後の確認事項として、適切でないものは、次のうちどれか。 (1) 冷却水の漏れがないこと。 (2) 排気色が正常であること。 (3) 異常な振動が無いこと。 (4) エンジンオイルが適量であること。 答え (4)・・オイルは始動前に点検 |
問43 船内外機船のエンジンを始動した後の確認事項として適切でないものは、次のうちどれか。 (1) 各計器の示す値に異常がないことを確認する。 (2) エンジン音及び船体の振動に異常がないことを確認する。 (3) ドライブユニットを水面上に出し、排気色に異常がないことを確認する。 (4) リモコンレバーの操作に連動して、回転計の指針が振れることを確認する。 答え (3)・・大きくチルトアップするときはエンジンを止める |
問43 エンジンを始動した後の確認事項について述べた次の(A)と(B)の正誤を判断し、下のうちから当てはまるものを選べ。 (A)船外機であれば、検水孔から冷却水が排出されていることを確認する。 (B) 冷却水の排出口が水面上にある機種であれば、排水状態を確認する。 (1) (A)だけ正しい (2) (B)だけ正しい (3) ともに正しい (4) ともに誤っている 答え (3) |
<暖機運転>
人間も朝起きてすぐの全力疾走は身体によくありません。エンジンも同じで始動直後の冷えすぎた状態は調子が良くありませんし無理をすると壊してしまいます。始動後、無負荷状態でエンジンを暖めることを暖機運転と言います。概ね70℃前後で正常運転するようになっています。
<停止>
問43 ガソリンエンジンの停止要領について述べた次の文のうち、最も適切なものはどれか。 (1) スロットルバルブを閉じることにより停止する。 (2) エンジンを高回転に保ったまま停止する。 (3) アイドリング状態で冷機運転を行ってから停止する。 (4) 燃料コックを閉め、燃料系統を空にしてから停止する。 答え (3) |
問43 ガソリンエンジン(船内外機)の停止方法について述べた次の文のうち、正しいものはどれか。 (1) リモコンレバーを前進に入れた状態で、スタータースイッチを切る。 (2) リモコンレバーを後進に入れた状態で、スタータースイッチを切る。 (3) クラッチを切り離し、フルスロットルの状態で、スタータースイッチを切る。 (4) リモコンレバーを中立の位置にした状態で、スタータースイッチを切る。 答え (4) |
<ミックス>
問43 小型の船外機船において、船外機を完全に下げたときのトリム角度を調整するものは、次のうちどれか。 (1) トリムタブ (2) クラッチレバー (3) チルトピン (4) プロペラナット 答え (3) |
問43 次のエンジン形式(A)~(C)において、プロペラ部分をチルトアップできるものは、下のうちどれか。ただし、一部の競技艇や漁船など、特殊な用途のものを除く。 (A) 船外機 (アウトボードエンジン) (B) 船内外機 (インボードエンジン/アウトドライブ) (C) 船内機(インボードエンジン) (1) すべてが可能 (2) (A)(B)は可能 (3) (B)(C)は可能 (4) (C) だけ可能 答え (2) |
問43 ガソリンエンジンの始動及び運転操作について述べた次の(A)と(B)の正誤を判断し、下のうちから当てはまるものを選べ。 (A)スターターモーターは回転するのにエンジンが始動しない場合は、スタータースイッチを「ON」の位置に戻してから、リモコンレバーをフルスロットルにすると始動する。 (B) リモコンレバーによるクラッチのシフト操作はできるだけゆっくり行い、増減速の操作はできるだけ素早く行う。 (1) (A) だけ正しい (2) (B) だけ正しい (3) ともに正しい (4) ともに誤っている 答え (4) |
問43 エンジンの始動、暖機及び停止要領について述べた次の文のうち、適切でないものはどれか。 (1) 船外機船と船内外機船は、チルトアップしてからエンジンを始動する。 (2) ディーゼルエンジンは、必要に応じて予熱を行ってからエンジンを始動する。 (3) 冷却水温度計の示度や警報装置の状態を確認しながら、暖機運転を行う。 (4) 必要に応じてアイドリング状態で冷機運転を行ってから、エンジンを停止する。 答え (1) |
問43 エンジンの始動及び停止要領について述べた次の文のうち、適切でないものはどれか。 (1) 始動する前には、換気ブロワーを回してエンジンルーム内の換気をする。 (2) 始動する前には、急発進を防止するため、リモコンレバーを後進にシフトする。 (3) 停止する前には、しばらくの間アイドリング状態で冷機運転をする。 (4) 停止した後には、燃料コックを閉じ、メインスイッチをオフにする。 答え (2)・・リモコンは中立(N) |